トラックのリースバック メリット・デメリット完全解説

トラックのリースバック-メリット・デメリット完全解説 資金調達・ファイナンス戦略
トラックのリースバック メリット・デメリット完全解説
【この記事の結論】リースバックは「資産を活かした資金調達」として非常に有効です。しかし契約形態(オープンエンド型/クローズエンド型)の選択を誤ると、将来の事業継続が困難になります。この記事では、リースバックのメリット・デメリットを詳しく解説します。

トラックのリースバックとは?仕組みをわかりやすく解説

リースバックとは、現在所有しているトラックをリース会社に売却し、そのまま同じ車両をリース(借り)して使い続ける資金調達の手法です。

リースバックの仕組み図
運送会社 (トラックオーナー) リース会社 (グリーンオートリース) ①トラックを売却 ②まとまった資金入金 ③毎月リース料を支払い、同じトラックを継続使用

グリーンオートリースでは 金利年3.8〜6.8%最大3億円・最短4営業日での資金化に対応しています。銀行融資と比べ、決算書の内容よりトラックの時価を重視した審査を行うため、赤字決算・税金滞納中でも対応できるケースがあります。

リースバックの基本スペック(グリーンオートリース)
  • 金利(年利):3.8〜6.8%
  • 最大調達額:3億円
  • 最短資金化:4営業日
  • 返済期間:原則5年(2年~8年)
  • 審査対応:消費税滞納中・赤字決算でも相談可

リースバックの4つのメリット

メリット①|銀行とは別枠で調達
銀行融資枠を温存したまま、トラックの時価を担保に資金化できます。融資審査が困難な状況でも対応可能なケースがあります。
メリット②|決算書・赤字の改善
簿価より時価が高い場合は売却差益として「利益」が計上されます。累積赤字の解消、繰越控除(10年)のリセットも可能です。
メリット③|高金利から低金利へ切替
金利年14%前後のファンド系リースから年3.8〜6.8%に切り替えることで、金利負担を大幅に軽減できます。
メリット④|税金滞納中でも対応可
消費税・社会保険料の滞納中でも相談可能なケースがあります。調達後の滞納解消で銀行融資が復活することもあります。

メリット①を詳しく解説|銀行とは「別枠」で資金調達できる理由

銀行融資は信用保証協会の審査や財務内容に基づくため、一度融資を受けると融資枠が埋まってしまいます。リースバックはトラックの実物資産を対象とした資金調達のため、銀行融資枠とは完全に独立した別枠の資金調達が可能です。

こんな場合でも相談できます:
・消費税、社会保険料の滞納がある ・決算書が赤字 ・他の金融機関で断られた ・信用情報に傷がある

メリット②を詳しく解説|決算書の改善と繰越控除のリセット

帳簿上のトラックの価値(償却簿価)は、年数が経つと0円に近くなっていきます。しかし実際の市場価値(時価)はそれよりはるかに高いことが多いです。この差額を「売却差益(固定資産売却益)」として計上することができます。

項目内容効果
売却差益の計上時価800万円 − 簿価100万円 = 700万円の利益決算書に利益計上
累積赤字の解消売却益で累積赤字を穴埋め債務超過の解消
繰越控除のリセット10年の非課税期間を再スタート節税効果の延長

メリット③を詳しく解説|金利コストの大幅削減

調達方法グリーンオートリースファンド系リース
金利(実質年率)3.8〜6.8%約14%
計算方式元利均等返済方式
(実質年率・残価設定可)
アドオン方式
(実質コスト約2倍)
500万円・5年間の総利息約57〜101万円約175万円以上
(アドオン7%×5年で計算)

※当社調べ

ファンド系リースを利用中の場合は、見直しをお勧めします。

リースバックの2つのデメリット

デメリット①|リース期間中は金利コストが発生する
毎月のリース料には金利(年3.8〜6.8%)が含まれます。「資金を調達できた」という安心感だけでなく、返済コストとして計画に織り込む必要があります。
デメリット②|クローズエンド型では「回収期」に永遠に入れない
最も重要なデメリットです。クローズエンド型(満了時にトラックを返却する契約)を選んでしまうと、リース終了後もトラックを自社資産として保有できず、再度設備投資が必要となります。支払い負担が途切れないまま新たな投資期に入ることになり、経営改善の機会を逃すケースが多く見られます。

オープンエンド型 vs クローズエンド型:経営サイクルへの影響

運送事業の経営は、下図のような3段階のサイクルで成り立っています。

運送事業の経営サイクル比較
【オープンエンド型】正常な事業サイクル 投資期 設備投資で一時赤字 (リースで資金調達) 困難期 返済が重い・資金繰りが 苦しい時期 回収期 リース料ゼロ! 高利益で事業継続 ↑ 残価で買い戻し可能 【クローズエンド型】悪循環のサイクル 投資期 設備投資・リース開始 (クローズエンド) 困難期 返済が重い・ 資金繰りが苦しい時期 回収期に入れない! トラックを返却・再リース また投資期からやり直し
クローズエンド型の最大リスク:リース満了後にトラックが手元に戻らないため、また新たな設備投資が必要になります。「投資期 → 困難期」を繰り返し続け、高利益の「回収期」を迎えることができません。これが多くの運送事業者が資金繰りから抜け出せない最大の原因です。
グリーンオートリースは必ずオープンエンド型を採用
リース満了後に残価でトラックを買い戻せるため、その後はリース料ゼロで運送事業を継続できます。正常な経営サイクル(投資期 → 困難期 → 回収期)を迎えることが可能です。

クローズエンド型とオープンエンド型の違いを徹底比較

オープンエンド型(推奨)
  • 満了時に残価で買い戻し可能
  • 買取オプションあり
  • その後はリース料ゼロで使用継続
  • 修繕義務なし
  • 正常な回収期を迎えられる
クローズエンド型(要注意)
  • 満了時にトラックを返却
  • 買い戻しオプションなし
  • また新たにリース・購入が必要
  • 修繕義務が発生するケースあり
  • 回収期に入れない悪循環

リースバックが特に向いているケース

  • 銀行融資枠が埋まっており、追加融資が難しい
  • 決算書が赤字・債務超過で金融機関の審査が通らない
  • 消費税・社会保険料の滞納があり、資金が必要
  • 金利年14%前後のファンド系リースを使っており、乗り換えたい
  • 急ぎで運転資金が必要(最短4営業日対応)
  • トラック複数台を所有しており、まとめて資金化したい

よくある質問(FAQ)

Q. リースが残っていても利用できますか?
はい、可能です。トラックの時価がリース残債を上回っている場合、差額分を上乗せした形でリースバックの組み直しが可能です。例えば時価800万円・残債400万円なら、差額400万円を運転資金として調達できます。
Q. 審査は厳しいですか?
グリーンオートリースの審査基準は、車両価値を中心に判断します。したがって大手リース会社の与信判断とは異なります。
Q. オープンエンドとクローズエンドは契約書のどこで確認できますか?
契約書に購入選択権付リースの記載はありますか?契約書の「満了時の処理」「残価設定」「買取オプション」「特約事項」の条項をご確認ください。「車両返却」「再リース必須」という記載があればクローズエンド型です。不明な場合はお電話でサポートいたします。
Q. 所有権がリース会社に移ることで、車両の使用に制限はありますか?
通常の営業使用に制限はありません。ただし転売・担保設定はできません。具体的な条件については個別にご確認ください。
Q. 1台だけでも対応してもらえますか?
はい、1台からご対応しています。複数台の場合はまとめて資金化が可能で、調達額も大きくなります。
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