運送会社の資金調達でよく比較される「ファクタリング」とは?

③ 赤字企業の支援メニュー 黒字化、資金調達

リースバックとの違いを整理

運送会社が資金調達を検討する際、よく比較されるのが「ファクタリング」と「リースバック」です。

どちらも銀行融資とは異なる資金調達方法ですが、仕組みや金融コストには大きな違いがあります。

この記事では、運送事業者が採用すべき銀行以外の資金調達方法として、ファクタリングとリースバックの違いを整理します。


運送事業者が検討すべき銀行以外の資金調達方法

運送事業者が銀行融資以外で検討する主な資金調達方法は、以下のとおりです。

① リース系会社のリースバック
(金利:年利3.8〜6.8%)

② 超優良ファクタリング会社
(金利:月利0.5〜1%)

③ ファンド系のリースバック
(金利:年利14%前後/クローズエンド契約)

④ 一般的なファクタリング
(金利:月利10〜20%)


リースバックとファクタリングの違い(担保の違い)

資金調達を行う際、リースバックとファクタリングでは「担保」が異なります。

リースバックは、トラックを担保にして運転資金を借りる方法です。

一方、ファクタリングは、売掛金を担保にして資金を確保する方法となります。

つまり、
・事業用資産であるトラックを活用するのか
・将来入金される売掛金を前倒しで使うのか

ここが大きな違いです。


1,000万円を借りた場合の金融コスト比較

仮に1,000万円の資金調達を行った場合、5年間で発生する金融コストを比較すると、その差は一目瞭然です。

① リース系リースバック
年利6%だった場合
→ 5年間の金利:約150万円

② 超優良ファクタリング
月利1%だった場合
→ 5年間の金利:約600万円

③ ファンド系リースバック
年利14%だった場合
→ 5年間の金利:約350万円
※リース満了時にトラックは返却となる場合が多い

④ 一般的なファクタリング
月利10%だった場合
→ 5年間の金利:約6,000万円


数値化すると分かる、資金調達選択の重要性

運転資金を確保するためには、どうしても金融コストが発生します。

しかし、数値化して比較すると、その差は非常に大きいことが分かります。

本業の利益が出にくい運送業において、運転資金の確保にかかるコストが高すぎると、結果的に自ら経営の首を締める選択になりかねません。

資金調達は、
「借りられるか」だけでなく、
「どれだけのコストがかかるか」を冷静に見極めることが重要です。

    お問い合わせはこちらから



    郵便番号 必須

    -




    代表者取締役部長所長次長・課長その他





    コンテンツ(当てはまるものを複数選択可)

    お困りごと(当てはまるものを複数選択可)


    ③ 赤字企業の支援メニュー 黒字化、資金調達